オフの数ヶ月間だけニット手編み教室に通ってます。
通うと言っても二時間コースの、月二回レッスンです。
昨年の春から編んでいるサマーベスト、今の調子じゃ今年も着れそうに有りません。
マフラーを2~3本編んで、気を良くしたのが間違いの元でした。
増やし目、減らし目、伏せ目、等等・・・教室では分かっていたのに、家に帰っていざ編み始めると、ちんぷんかんぷん。
何でだろう?
先生は親切丁寧なので何の問題も有りません。
問題はわたくしの理解力の欠乏と不器用さに有るのです。
「誰でも始めっから上手な人はいませんよ」とか、
「最初は誰もみんな分からんちゃ」とか、
「焦らんとやればいっちゃ」などと、色んな言葉で慰めたり、励ましたりして下さいます。
しかしながら、慰め、励ましの言葉に甘えていては、到底この夏にも間に合いません。
しっかり理解して、上手になり、夏に間に合う様に少し急がねば。と言うのも、山のシーズンが始まると教室には行けないのですから。
私のささやかな夢は、今シーズン小屋で、この自作のベストを着用したい事です。
3年越しに成るか成らないか、自分の努力次第です。
ちなみに同じ教室の仲間がフカフカ、モコモコ糸で編み上げている中、夏の糸で夏物を編んでいるのは私一人です。ガンバレ (^^)v
穏やかな冬の晴れ間は当り前に眺めている立山連峰の屏風絵。
翌日の朝刊にデカデカとパノラマ遠望写真の掲載が少なからず有ります。
そのビューポイントが、市内の呉羽山だったり、高岡の雨晴海岸だったり、繁華街のビルの間からだったり、田んぼの真ん中や、河川敷や土手などと、見回して見たら何処も彼処もビュースポットでした。
富山の大抵の家は、窓枠が額縁で中には立山連峰が納まるんです。
なので、家の中に一つも二つも額縁を持っておられると思います。
私んちのビューポイント額縁は寝室に在ります。
増してや、一旦外に出るといろんなポイントで、いろんなアングルで撮影する楽しみが有ります。
今カメラマンの人達に取って、空気の澄みきった白銀の山々を撮るには絶好の季節です。
地方紙ならこその、この季節限定の腕自慢が掲載される北アルプス立山連峰が、見慣れているにもかかわらず新鮮に目に映るのは、好きなんですね山が(^.^)
今朝の新聞に掲載されたコンテストの一席と、先日の快晴日の翌日の掲載写真をお見せします。
どちらも、遠くに立山連峰が広がっています。どんな所にも一役買っていますね。
寒中での貴重な撮影作品を、ぬくぬくした部屋で楽しませて貰ってるわたくしです。
平成29年の新しい年を迎え、深々と雪を被った薬師の峰々を仰ぎながら、そろそろシーズンに向けて心の準備をせねばと思い始めている今日この頃です。
今年は昨年よりも大雪で、薬師方面の残雪も、去年よりはるかに多いだろうと推測しております。
そんな中、立山アルペンルート開通に向けて、二月早々に除雪作業を開始しました。
冬の快晴日に広がる白銀に輝く立山連峰の大パノラマは富山の宝であり、誇り、自慢、県民の心の拠り所です。
大雪は厄介だなと思いますが、それ以上に、美しい真白き名峰の連なりを目の前で見れる幸せを感じている生粋の富山人の私です。
今年は何処の山に登ろうかと迷っていらっしゃる方々、是非、薬師岳に来て見て下さい。
夏まで待てない方は、この時期、冬の晴れ間の大パノラマを是非御堪能されて見られては如何でしょうか。圧巻間違い無し!(^^)!
と言う訳で、ボチボチ開き始めようとしています。
今年もよろしくお願い致します。重ねて、
今シーズンも山好きな皆様に取って、心地良い一年に成る様、祈っております。薬師岳山荘 女将
10月も終わりですが、寒い10月でした。
もう暖房器具のスイッチを入れ始めました。まだ早いとは思いますが、まだ10月なのにとか言ってられない本格的な朝晩の冷え込みなのです。
築30年以上も経ってる自宅より、標高2701mの地点の我が山荘の方がよほど暖かいです。
下では隙間風の家で、雲上は二重サッシの高気密、高断熱の小屋なんです。
こんな寒い時は温泉にゆっくり浸かり、身体を丸ごと温めて、縮こまってる節節をほぐすのが一番と言う訳で、宇奈月の日帰り温泉に行って来ました。
天気は紅葉見物には申し分の無い秋晴れと成り、温泉街は賑わっていました。
新幹線効果の外人さん観光旅行客も多く見られ、宇奈月温泉街の人だかりに驚きました。
閑古鳥が鳴いて無くて良かった。
けど、肝心の温泉は、ゆっくり浸かり、じっくり温まるなんて、とんでも無い甘い考えでした。
温泉街の人だかりの殆どが、日帰り温泉突入の人達だったんです。
日曜日は移動日で、皆帰る日=空いてる日・・と言う様に、雲上の小屋営業と同じつもりで考えていたのが間違いでした。
”湯冷め無しで美肌の湯”の効能も受ける事無く、逆に湯冷めしない内に、早々と帰宅した次第です。
やっぱり、温泉はお泊りでゆっくり、のんびりと時間を過ごしたいものです。
そして湯冷めする暇が無いくらい、下駄をカランコロンと鳴らし、湯めぐりをしてみたい。
小屋閉めを10日に無事終了して、暫く振りに下界に下りてみると、下も寒かった。
約4カ月ぶりの、下界の生活が本格的にスタートしましたが、頭の中と身体が、チグハグして、スムーズな働きが出来ません。
アナログの世界から、一気にデジタル式になって、慣れるのに年々時間がかかり過ぎ(-。-;
焦らず、徐々に慣らしましょう。
と、言う訳で、文化的な下の生活が始まりました。
快晴続きの下界より仰ぎ見る山は、勿論、”名峰薬師岳 ”
眺めて良し、登って良しの、「薬師岳」
いー山です(^o^)/
たくさんのお客さんに、感謝
HP&ブログを見て下さり、感謝
小屋閉めに携わった全ての人に感謝
薬師岳を愛する皆々様に、感謝致します。
薬師岳山荘 女将 堀井よし子