薬師峠のキヌガサソウが綺麗に咲いています。
太郎平から一旦キャンプ場に下り、そのあとに待っている薬師峠の急登(ー ー;)
泣きたくなる様なゴロゴロ岩の上りですが、沢沿いの花が咲き揃う場所でもあるんです。
上りも、下りもきつい峠ですが、せめてもの救いは、花の種類が豊富な事です。
今期は残雪が多かった分、解け始めた所から例年より遅咲きのチングルマや、ハクサンイチゲ、シナノキンバイや、ミヤマキンポウゲ、コイワカガミなど、今からでも楽しめます。
薬師岳の山域の天気は、相変わらずで、午前中が晴れ、午後からガスる、みたいな、まる丸一日の晴れは続きません。
北陸地方の梅雨明け宣言が待ち遠しい毎日です。
薬師岳夏山定期バスの乗り入れ初日に相応しい、晴れ渡る気持ちの良い朝を迎えています。
気象に関しては、急な雨、突風、雷・・等の注意報が、毎日の様に報じらています。
梅雨明けした訳じゃ無いのでまだまだ油断は出来ませんが、薬師岳の天気は、ここ暫くずっと安定しています。
明日からの海の日連休も、さほど悪くなさそうです。
しかし、山の天気なので、ガスが掛かったり、引いたり、急な雨などは止もう得ません。
いろんな状況に対応出来る様に、万全の準備でお登り下さい。
と言う事で、今日からバス運行開始です。
あらためて、名実共に、「夏山オープン」って感じがした、今朝のピーカンの薬師です(^_^)v
朝5時気温: 9度
風: 小屋の周りは無風 山頂稜線は南弱風
視界はベリーグッド❣️
静寂すぎます。
発電機を止めて、ラジオも消すと、文明音は予約時に鳴り響くスマホの着信音ぐらいなものです。
この静寂は脳に取って大事な要素と、何処かのTVの報道で見聞きして、
「なるほど、静寂プラス大自然なんて、最高じゃん❗️」 と、現状の真っ只中にいる自分達を幸せ者と思ったものの、よく考えると、困ります。
静か=お客さんいない って事なので、かえって脳にストレスを与えそう(ー ー;)
天気は安定しています。
残雪はところどころで、八割がた夏道です。
急峻な雪渓は有りません。
この先どんどん消えゆく雪渓を、ザクザクと歩くのも今の時期ならではです。
どうぞ明日、明後日からの連休登山は、残り少ない雪渓を楽しむつもりで、登ってみては如何ですか❣️
ザーッと久しぶりに聞く雨音です。
雨に遭わずに小屋入りされたお客さんの到着第一声
「ラッキー(^_^)v」
朝からガスったり、開けたりと、ほどほどの天気で、カッパいらずの、涼しい山歩きの日和でした。
昨日は、全国イチの記録を出した富山市、37.3度の猛暑。それを考えると、今日の山歩きで出た汗は、爽やかそのものですね(^^)
明後日、14日(金)から待望の、薬師岳夏山定期バスが運行開始と成ります。
富山駅から折立登山口までの、直行バスも入ります。
ご自分の山計画に合わせて、夏山定期バスを存分にご利用下さい。
尚、バス時刻表は、富山地方鉄道のHPから入って、薬師岳夏山定期バスで、お調べ下さい。
薬師岳山荘は山頂の南西直下に位置します。
山頂へは、空荷で40〜50分程の行程とあって、山荘にお泊まりのお客さんは、到着当日に荷物を置いてそのまま山頂を目指し、翌あさ、朝食前に御来光登山で再度山頂へと向かう方も珍しく有りません。
体力と気力と好天が一致すれば、山頂及び少し足をのばして、北薬師のピークまで行き、360度の大パノラマを満喫出来ます。
文字通り、御来光も朝飯前です。
薬師岳 & 北薬師の歩きは、全く雪の心配は無く、夏の稜線むき出しです。
ただ、雪が解けたあとの、浮き石などに注意しましょう。
アイゼン、ピッケル等の重装備無しでも登れる薬師岳へ、登山口折立から、ひたすら上がって、下って、又上がって、必死に歩き疲れた先に、きっとイイ事が待っています。
山頂での日の出時間: 4時35分頃
早朝の気温: 6〜7度