風雨に喘ぎながら上り着いた先に、ガスの中からいきなりヌッと現れる小屋が、我が薬師岳山荘です。
梅雨真っ只中の不安定な天気の中を、眺望も効かず、雨露の重たさにうな垂れる哀れな花たちを見、歩いても歩いても目的地の小屋が見えないなんて心が折れそうになりますよね。
そんな時、突然目の前にヌボーッと小屋が見えたら安堵の吐息が思わず出ませんか、「あぁー」とか「ふぅー」とか・・
30数年小屋をやってる私は今でも「ふぅー」です。
目の前に現れた小屋を見てその日の達成感に浸ります。
先には見えず、いきなり”ヌッ”の我が小屋がすきです。
嬉しい瞬間😂
靴が乾き切らない内に三度目のボッカ。有難うね。
林道OK 登山道不備無し
気温: 日中9度 ガス時々晴れ時々小雨の繰り返し
南風やや強し
* 薬師岳山荘はネット上での御予約は受けておりません。電話のみの対応としております。
御予約、予約変更、又はキャンセル等は、必ずお電話下さい。
降り止まぬ雨の為、とうとう林道が通行止めになり、登山者は足止めを被ってます。
規定雨量計に寄る通行止めで、土砂崩れ等の被害は出て無いようです。
雨が上がれば通常通り、通行可能となるはずです。
早く前線が動いて止み間が出てくれたらと願わずにはいられません。
ヘリの物輸もままならず、食材も乏しくなる一方で、頼りになるのは、これから小屋を担って行く若い世代の力です。
「ボッカ」「歩荷」・・字の如く、荷を背中に背負って歩いて小屋まで運ぶ。
雨風のなか、30〜40㌔を担ぎ上げて小屋まで歩くとは、並大抵な事じゃ有りません。
本当に有り難く、頭が下がります。
口ばかりの年老いた父、母に代わり、有言実行の我が小屋の二代目、息子のボッカを見て、頼もしく力強く感じられる瞬間です。
梅雨終盤のあがきかと思うほど、降っても降っても降り止まぬ雨です。
九州各地で大雨に寄る甚大な被害が出ています。
亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
富山市は、今日の午後に大雨警報が出ました。
小屋の中からでも聞こえる雨降りの音。
それにプラスして、南からの強風の音。
これらが一日中、止まないのです。
うんざりもいいとこ。昨日の「小屋暮らしのささやかな希望と楽しみ」どころか、夢も希望もありゃしない。
荷上げのヘリは延期になるし、
食材、燃料は切り詰めてやりくりしなくてはダメだし。
切り詰め無くても良いものは、「水」!
毎日大雨のお陰で、タンクから溢れかえってる「水」は、使い放題・・ったってねェー
こんな大荒れをいつまで我慢せねばならないのか。
ただ、ただ晴れるのを待つのみです。
* この雨で、残雪はどんどん消えて夏道が出ています。薬師岳ピストン登山に関しては、アイゼンなしでも、多少の雪渓歩きに問題は無いと思います。
昨日も今日も悪天候でした。
特に昨日は雷、大雨、強風、のトリプル悪天候日になり、朝早く出発されたお客さんは、下山途中に、これに見舞われたのでは無いかと心配しています。
それでも、大雨に寄る有峰林道の通行止めの連絡が無かったので、取りあえず無事帰られたのでは思っております。
一喜一憂の毎日です。
霧雨の今日は、周りを見張ってる雷鳥(たぶん雄)を見つけました。じっと動かず、辺りを警戒して、何かを守ってる感じです。
もしかして近くのハイマツで卵を温めてる雌の雷鳥がいるのかもしれません。それとも、生まれたばかりのヒナを守ってるのかもしれません。無事に育ってほしいですね。
もうしばらくしたら、ヒナと母親雷鳥の親子連れが見れるかも。
霧雨で鬱陶しい気分の山小屋暮らしにも、ささやかな希望と楽しみが出来ました。
気温: 朝7度 日中10度
南風やや強し 視界ダメ