長い間取り続けて来た新聞を、2月から急遽、地元の新聞に変えました。
別に勧誘を受けた訳でも無ければ、洗剤やティッシュペーパーに心が動いた訳でも有りません。
強いて言えば私の興味あるお店の広告が入って来るか否かの事でした。又、地元新聞とあって、馴染みの市町村や観光地、イベントなどを、大きい写真で取り上げ、且つ、詳しく載っていて、とても読み易いからです。
何年ものお付き合いで安心し切ってた前の新聞社は、不意を突かれてさぞかしびっくりした事でしょう。
断りを入れた数日後、やいのやいのと電話が掛かって来ます。
長い事お世話に成って来たのに、こんな訳で、急な断りの不義理を、お許し下さい。
地産地消を新聞でも生かし、堀井家は心機一転で、”新”新聞”を楽しみます。
「今年も来てくれるかな?」 ” いいとも! ”・・・??
以前、小屋の仕事を手伝って頂いてた方で、ここ数年、随分御無沙汰していた人から、本人お得意の絵手紙を送って来ました。
実は、この人のお便りは、全て絵手紙形式で、私が毎年期待をしているのは、特に年賀状です。
普段のやり取りにも勿論、時節柄など画き込んでありますが、年賀状だけは特別なんです。
その年の干支が絶妙の筆裁きで送られてくるのを、十二支全てそろえたい気持ちで、毎年ワクワクして待っている次第です。
そんな私の身勝手な気持ちで、本人から喪中のハガキが来ていた事も忘れて、不謹慎にも年賀状を出してしまったのです。
節分のさなか届いた昨日のハガキには、福の面と、鬼の面を、うす筆で色付けし、「福は内、鬼は外」と手書きの筆が有りました。 そして追伸欄に、「今年こそ新しくなった小屋に、何としても行きたい」と書いて有りました。
病気や、怪我、町内会の役員、身内の不幸・・・など、いろいろ有って山から遠ざかっていた数年を、今年は一気に挽回して、又あの優しい白髭の顔を見せて欲しい物です。
デジタル返信では無く、アナログ手書き返信で、とても安心した、和みの一日でした。
節分の豆まきを終えて立春を迎え、気持ちは春に向かってまっしぐら。最近ファミレスや、スィーツの店先に、イチゴ祭りとか、又はイチゴフェアーと言う昇り旗が、あちこちで掲げられています。私の感覚では、イチゴ=春 なんです。
時折強い寒波が押し寄せるこの時期、冬物バーゲンには、まだまだ未練が有りますね。そうかと言って、モコモコ山の傍に、遠慮がちにそっと置いてある春物に目をやると、気持ちもパッと明るく成るよな、かる~い色合いのシャツやカーディなどが、お出で、お出でと手招きしてます。
待ち遠しいポカポカ春です。
先日訪問したホームの義母に、
「眉墨を書いてるんだったら、口紅も付けなきゃ!」と、アドバイスしました。義母は早速、ポーチから口紅を取り出し、
「やっぱり、着けた方が良いかね・・」と言いながら、地味なピンクに唇を変えました。
付けないよりマシですが、義母のオシャレ感覚としては、この口紅の色はちと、地味過ぎるなと思いながら帰って来ました。
なんつったって、春が立ち上がったんです。
今度行くときは、春色の口紅を持ってってあげよう。
2012.7.25 薬師峠に群生する、ベニバナイチゴ
まっかっかの実を付けますが、花は品の良いボタン色です。
何で今日のデパートは、こんなに人でいっぱいなん?日曜って事も有るには有るけど、何もこんなに群がるほどの、ポイント2倍デーでもなければ、旧正月の初売りでも無いのに、なんでぇ?・・
私はただ、ここでしか買えない夫の好きなお漬物を買いに来ただけなのに、駐車場の入口からもう渋滞です。
中に入ってやっと分かりました。バレンタインデーのチョコ買いの人達でした、原因は・・(@_@)
特設売り場も、常設会場も、チョコに紛れて、和菓子コーナーまで、スイーツもどきの所は全て超満員。
そのお陰で、漬物、惣菜などの食材コーナーは人もまばらで、お目当ての物を、スムーズに買い求める事が出来ました。
この漬物買いは完璧でしたが、もう一つの目的は、バレンタインのあおりを受けて、完売と言う完敗に終わりました。
私のもう一つのお目当ては、スプーン付のペアのマグカップでした。3日前に目を付けていた品だったのですが、今日行ったら無くなっていたのです。
店員さんの話によると、「あれは、昨日完売いたしました。大変申し訳有りませんが、あのマグカップは限定品でして、もう店には入って来ません。」ですって・・・
” あぁ、あの時すぐ買って置けばよかった、残念!” と思いきや、
又もや店員がダメ押しに、「なにぶんにも、時期が時期なもんですから、あっという間に出ました」” だって。
ダブルポイントじゃ無くて、ダブルパンチデーでした。
そんなにバレンタインで、あげタイン?・・・ (^_-)
今年に入って初めて会った知人が開口一番、「夫婦は一緒に居ると似て来るって言うけど、年賀状のあなた達、ホント似てるよね!」と、切り出しました。
今年の年賀状は、デザインを2種類に分け、一つは、山の写真、あと一つは、旅行先での私達のツーショットです。
それぞれを、それぞれの人達に出させて貰ったんです。
たまたまこの知人は、ツーショットの年賀状だったらしいんです。
この時は、” へぇー、そう言うもんかね。でも、こんな夫の顔と私と一緒にせんでよ・・! ” と、その時思いました。
ところが、別の日に、この知人と同じ事を、身近な友人から又もや言われました。
「夫婦って、こんなに似るんだね、びっくりしたわぁ・・」 って私こそビックリですよ。
こんな同じ事を2回も言われた私としては、ツーショットでの私たちは良く似た顔をしてるっちゅう事を、もう認めざるを得ません。
まぁ、仲良き事かどうかは別として、長年一緒に生活してると顔かたちや、性格までも似て来るんでしょう。良い所も、嫌な所も・・
最後のトドメが、グサッと来ました。それは、
冷蔵庫に貼ってある、サングラスを掛けてゴツイ顔した男性の写真で、山をバックにして撮った物でした。
それを見た友人は、「この人、御主人でしょ・・」って言うんです。 っと言う事は、私って、この人に似てるん??
えっ、冗談でしょ・・ あぁ、神様、助けて!!
夫もいくら山男とは言え、この人、私の夫じゃないよ!
似たもの同士って、良い響きですよね。
(2012.11 シンガポール蘭植物園)
お互い良い所を真似っこし合い、”増々似て来たね” って言われます様に。