北陸地方が梅雨入りしたと、昨日報道がありました。
昨年より7日も遅く、例年に比べて10日以上も遅い入梅です。
梅雨独特の湿っぽい一日でしたが、雨らしい雨は降らず、逆にこれからが本番を感じさせる何だかいやな予感がする梅雨入りです。
先日近所のおじさんが、畑をしながら、
「アンタとこ、いつから山け?」と言いつつ、「今年は梅雨入りが遅くて、もう夏みたいな天気で、暑い日が続くちゃ(^_^;)」と畑の手を休めて私に話しかけてきました。
「7月から本格営業開始なんよ・・」と答えると、おじさんは
「7月から雨ばっかりやちゃ・・」って、もう少し気を遣ってくれないかな、おじさん^^;
そんなこんなで、遅いながらも来るべきものが来た、梅雨入り宣言です。
小屋に取って、恵みの雨となるので、雨神様を粗末には出来ません。
ただ、大暴れしてほしく有りませんね。
何事も中庸が大事。ほどほどに降って、その後は、カラッとすっきり晴れ渡りましょう。
この時期、折立~三角点の樹林帯は、新緑がとても美しく、そのやわらかく、青々している葉っぱは、取れたて野菜のサラダそのもです。
新鮮な酸素を思いっきり吸ったら、自然と足が前に出るんですよ(^^♪
オフの間の不摂生が祟り、本格営業直前にして、身体の彼方此方に不調が出て困っている私です。
血圧が急に上がる事や、肩こりがひどく、頭痛の原因になったりと、すっきりはっきりしない日が続いてます。
病院で診て貰って、今の所、先天性の知能が悪い以外は、脳の病気ではない事が分かり安心しましたが、それにしても血圧は安定しないし、頭痛も芳しく有りません。
最近その原因が、分かり掛けて来た事があります。
パソコンではないかと・・・
先ほどの低い知能で文章を考え、キーを打ち終えるまでの時間がかかりすぎ。
あったま痛~くなるほどPCに向かい合ってるからかなと思うこの頃です。
病院の先生も、診察時にPCを見ている時間が多いです。
「先生は、いっぱいの患者さんの診察で、そんなにPCを見ていると疲れませんか、肩懲りませんか、あったま痛くなりませんか・・・」と、私が診断。すると先生は、
「疲れるますよ。肩もこるし、頭もいたくなりますよ・・・」ですって。
さもありなん。私みたいな患者に手こずらされてたら、頭も痛くなるでしょう。
帰り際に「先生、御大事に。」とせめてものお詫びの気持ちで私が言うと、
「うん、ありがとう」って、先生。
何だか、患者と先生のボケと突っ込み見たいに終わりました。
上手に合わせて下さる、いい先生です。(*.*)
それにしても、「先生、お大事に!」って会話、ずいぶん前にも有った様な(-_-;)
ストレスも原因の一つだそうです。
余り神経質にならず、もう少し大らかな気持ちで、穏やかに過ごしたいと思います。
折立から登り始め、薬師岳山荘までの道のりで、気付いた事を書いて見ます。
折立から三角点までは殆ど雪は有りません。
三角点から石段の上り口までは、所々残雪が有ります。が、アイゼンを付けるまでには至りません。
石段から五光岩を経て、太郎平小屋直前の雪田以外、全くありません。
太郎小屋から薬師峠のキャンプ場までは、夏道の木道オンリーで歩けます。
薬師峠から薬師平までは、例年の如くベタッと雪です。
小屋のスタッフが切ったスッテップは、雪が解けると同時に消えて行ってます。
所々雪の抜ける箇所がありますので、踵や、つま先で、蹴りを入れながら、雪の厚さを確認して安全に登り切ってください。
アイゼンを装着して直登する手も有ります。
薬師平到着直前の、急な斜面には、トラ縄を下げて来ました。
上りや、下りの際に利用して下さい。
薬師平からはベッタリ雪田です。
稜線手前で、夏道が暫く出ています。
稜線に登り切ったら、山荘どころか、山頂までもが雪無し完全夏道です。
いやぁー、こんなにも雪が無い山開きは、ホント、珍しいです。
それでも有る所には有るので、油断せず気を引き締めて一歩一歩確実に歩いて下さい。
折立から薬師岳山荘までの道のりは長く、コースタイムはおよそ七時間。
長くて辛い山行に成るかも知れませんが、道中、心身ともに癒される事がきっと有るでしょう。
立山、剱、有峰湖・・・を遠望し、木道の際にはチングルマが咲き乱れ、ビューポイントには気の利いたベンチのセッティング。
長い距離だからこそ、色んな事が長く楽しめる薬師岳登山です。
2015・6・14 午後12時頃
急斜面に取り付けてきたトラ縄
太郎小屋までの気持ちの良い木道。おっとっと、よそ見は禁物!
ピンクのチングルマがないかしら?
この他に、コイワカガミ、ショウジョウバカマ、ミネズオウ、タムシバ、ムシカリ、イワウチワ、イチリンソウ、ヤマツツジ・・・
新緑の中に彩を添えて可憐な花がいっぱい咲いていました。