昨日、今日と暖かく、さながら4月、5月の陽気でした。
私はコート無しで出かけましたが、外出先のデパートには、殆どの人がコートを当たり前の様に着込んでいました。
そりゃそうですね、まだ3月初旬ですもの、今はまだ、クロークに掛けてあるコートを羽織って出掛けるのが北陸ではゴク、フツウの装いです。
店内は春色のファッションにコーディネートされ、軽やかな生地の、明るい色合いが、自分の黒っぽい冬スタイルを、より重苦しいものに感じさせていました。
化粧品を求めに初めてのお店に来ました。
目的の品を頂き、用事は済んだのですが、何だか物足りません。
「お客様、今度出た新製品の美白の☆△◎※は如何ですか?」とか、
「この新色の口紅は如何ですか?」とか、普通は何か言って来るでしょう。
所が、一切無しで、せいぜい言った事は、「お客様、駐車券は?」だけでした。
構われ過ぎるのもいやですが、今日の化粧品の店員さんはあまりにも、素っ気無さ過ぎで、もしかして、
「このばぁさん、何つけても一緒。無駄!」って思われたのかも知れません。
でも、ばぁさまだって、きれいに成りたいのよ(*^^)v
ちょっとぐらい、構ってくれてもいいじゃない、きれいな春色を勧めてよ(`´)
アマノジャクなわたしでした!(^^)!
何十年振りかで魚津の水族館に行って来ました。
行ったと言うより、連れてってくれたって言った方が良いかも知れません。
孫守りを頼まれた今日、どうやって過ごそうかと悩みつつ、結局孫達の希望で水族館に行きました。
老夫婦二人だけの生活からして、休日に水族館なんて縁もゆかりも無く、行く機会を与えてくれた孫に感謝です。
県外の大きな水族館は行くのに、地元の水族館に行った事の無かった自分を恥じます。
じんべーざめも、アシカショーも、イルカもいないけど、こじんまりと、小ぎれいに整えて有り、小規模ながらも世界各国の珍しい魚や両生類など展示して有りました。
身近に楽しめる、こんな良い所が有るなんて、孫がいりゃこそ、来れるんです。
遠くに行けばいいってもんでも有りませんね。
地元をもっと大事にしようと思いました。
帰り際、屋上にあがり、双眼鏡で山の方を眺めていた孫が、
「ばぁば、俺んちの山どれけ?」って。
俺んちの山ってのは、薬師の事でした。
雲って見えませんでしたが、孫の言葉に何だか嬉しくなりました。
北陸新幹線開業一周年をもうすぐ迎えます。
開業してから先日やっとの事、初めて乗った堀井夫婦でした。
乗り換えなしで日本の中心「東京」に行けるなんて、ホント、生きてて良かったとつくづく思いました。
見慣れている筈の立山連峰を車窓から見ると、これが又雄大で、新鮮な感激を味わいます。
富山県人の私達がそうなるんですから、県外や外国客の方達の感激度は、いかばかりと想像します。
車窓は何も列車だけでは有りません。
先日あらためて気づきました。自家用車のフロントのサイドミラーに立山連峰が、左右にきちんと分離して映し出され、剣、立山、薬師岳、の名峰を運転中に眺める事が出来ました。
雲一つない快晴の青空に真っ白にそびえ立つ3000m級の山々が視界の中に全て納まるって、なかなか無いですよ。
富山の誇りで、自慢です。
新幹線から、観光バスから、この大パノラマが見えたら、どうぞ遠慮為さらずに、
「うおぉー!」って、大きな歓声を上げて下さい。
それだけの価値は十二分に有る筈です。
(但し、晴れて見えたらですけど‥^_^;)
4月16日のアルペンルート開通に向けて、順調に除雪が進んでいます。
例年より2~3mも少ない積雪とかで、除雪車のうなりも心なしか軽やかにアルプスに響き渡ってる事でしょう。
春山がもうすぐ目の前、次に控えてる夏山だって、あっという間に来ますよ。
ワクワク、ドキドキ、山の始まりです。
先日、初めてのツアー旅行で神奈川を一泊二日で回って来ました。
悪天候で楽しみにしていた二日目のコースが中止に成り、残念無念でした。
山だけで無く、平地のツアーでも悪天候で予定が変更に成るって事が有るんですね。
天気が崩れたため、コース変更したり、断念して下山したり、無念な思いをしたお客さんの気持ちが分かるような気がしました。
でも、安全が第一なんです。山も平地も、どこでも。
どんな挨拶から始めていいやら、長い間休み過ぎてた脳ミソの働きが鈍り、なかなか出だしの言葉が見つかりません。
キーを打つ指先の動きも同様、相当鈍っています。なんだかねー
身も心も老いて行くばかりですが、せめて周りからオイテケボリを食わない様、今日から又、薬師岳山荘HPのブログを再開します。
そして身体全体を山モードに切り替えて行こうと思います。
先週2月末に北アルプス山小屋協会の総会が宇奈月で開催されました。
会議では長野、岐阜、富山、三県の山小屋のオーナーが一同に集い、情報意見交換します。
その後に待ってる大宴会を楽しみに、会議を無難に過ごします。
この総会で、山シーズンもいよいよだなと、いつも感じる私です。と言う事も有り、この会議をきっかけとし、遅ればせながら今日から又ブログ再開いたします。
山に興味がある方、また、山歩きを始められた方、そして、
「北ア薬師岳」っちゃ、どこけ・・ってな具合の方々、どうぞ見て見て下さいませ。
今季6月の2週目、6月11日(土)の薬師岳夏山開き迄まだまだですが、オフをのんびり過ごす女将の私にして見れば、残りの三ヶ月などあっという間です。
この冬ニット手編みに目覚めた私は、棒針でマフラー四本を編み上げました。
初心者コースのガータ編みで、仕上がりはガタガタ。
素人の浅はかさで、ガータ編みとは、ガタガタの仕上がりから来るネーミングかと思っていたら、正式に立派な編み方でした。
ガータ編みに失礼でしたね。
仕上げたら誰かに差し上げたくなり、結局自分用のが無く、今に成ってシーズンオフのワタクシ様のマフラーを編んでる最中です。
小屋オフの初めに私は病を患ったものの、治療に専念して快調な回復で新年を迎え、夫はいつもの酒蔵で酒造りと、お陰様で今までのところ、穏やかな日々を過ごしています。
今年の冬は雪が少なく、雪掻きを免れ、夫は通勤の足元も明るく、クルマは走り易いし、私は炬燵でぬくぬくしながらせっせと編み物三昧。
じぃーさま、ばぁーさまの日常が手に取るように分かりますね。
毛糸玉を転がしながら、「山の方も雪は少ないのかなぁ・・」などと思う今日この頃です。