三連休の初日の朝は、見事な雲海で迎えております。
雨上がりならではの澄み切った空気と眺望です(^^)v
一面の雲で山の姿が見えず、不安な気持ちで林道のゲートに向かっている方達がいっぱいおられる事でしょう。
不安に思うのは無理有りません。2000m以下は雲の中ですから。
でも、ここは晴れています。
高曇りながら、周囲360度絶景が広がっております。
今日一日は、ピーカンとまでは行かないまでも、高曇りの程よい天気が保てそうですよ。
暑いカンカン照りより歩き安いかも知れません。
連日の雨や霧で、登山道がぬかるんだり、木道が滑り易く成っております。
くれぐれも、足元しっかり見定めて、怪我しないように安全に歩いて来て下さい。
登り始めはガスの中かも知れませんが、2時間ほど我慢してして下さい。
そのあとに、きっと絶景が待っています。
朝一の薬師岳周辺の状況をお知らせいたしました。
この調子で、安定した三連休に成る事を願っています。
5時の気温:10℃ 高曇り 微風 槍・穂・御嶽・すべてGood!
ホントですよ。証拠がこれ↓
今の薬師です。
どうかこの状態が少しでも長く続きます様に(^.^)
ガスが掛かったり、小雨に合ったり、晴れたり、の不安定な天気の中、昨日小屋に戻りました。
エアコンからストーブと言う、余りにも極端な違いの世界です。
折立からの道中、すれ違う人も、同時刻に登った人もほんのわずか。
三角点までの樹林帯は、私は好きじゃ有りません。
根っこだらけだし、胸突き八丁みたいな上りも有るし、虫がいっぱいいるし、イヤイヤ道です。
みなさんはこんな辛い坂道を、どんな気持ちで登ってるんだろうとたまに思います。
「どっこいしょ・・ エィッヤァーッと!・・ ソレッ!・・」とか、みなさん、掛け声で勢い付けて上る事有りませんか。
私も、昨日一人で考えながら、声を出しての一気上りと、声を出さない一気上りをやって見ました。
結果、声は後からついて来るもので、勢い付いたら自然に声が伴って来ると感じました。
それも始めの内だけで、暫くしたら、 ソレッ!‥ やら、エィッ!って、声を上げても、足が上がらない。掛け声と動作の同時進行がストップします。
くたびれて来たら、声を出す元気も無くなるので、せいぜいで、”フウー‥”とか、”ハァー‥”とか、溜息みたいなものしか出て来ませんもの。
と言う訳で、私の苦手な折立~三角点の気合い入れの分析でした。
ちなみに、私の好きな上りは、薬師峠です。
エェーうっそう・・! あそこが一番苦手!って、殆どの人が仰るかもしれませんね。
でも私の好きな場所が、この薬師峠です。
ガラ場の急登ですが、沢沿いに咲くたくさんの種類の花や、沢に流れ落ちる程よい響きの水の音などが、急登にも関わらず、気持ちが和み、一気に高度を稼げます。
みなさんも、いろんな事を考えながら、苦手な場所の解決法を見出して下さい。
つまらない話でしたね(^_^;)
晴れます様に!
12時30分・気温;11℃ ガス 真っ白け 微風
術後定期健診のため、3日前に下山しております。
言うに及ばず、下より上がいいです。
庭の雑草が気になり、しゃがんで手の届く範囲だけでもと思い、片手間に草むしりをしました。やめときゃ良かったです。
そう言えば小屋を出る時夫が、
”草むしりせんでもいいぞ。蚊だらけで、刺されるぞ。”と言ってましたっけ。
その”蚊”が、ただの”蚊”じゃなかったんです。
真っ黒な”ヤブ蚊”でして、とんでもない腫れと痒みです。
それもしつっこくて、ちょっと払いのけたくらいではダメで、しっかり食いついてじゃなく、しっかり吸い付いて、一気に15~16箇所も刺されました。
こんなのは小屋にいません。2700m地点にはやぶ蚊はいません。
やっぱり、夏は小屋に限ります。
草ボウボウでも、目をつむる事にしました。
明日は上山します。晴れたら良いなと思っています。
一歩外に出て、車庫に行く間に、もう腕に黒いヤブ蚊が止まってます。
歩いてる間にです。信じられません。
「アンタとはお友達に成りたくないんだよ(`´) バシッ!!」
暑いし、ヤブ蚊だらけだし、明日は絶対上がるぞ! 雨でも・・
話題の少ない我が山荘に、勿体無いくらいのトップニュースが有りました。
トップランナーのトップニュースで、トリプルトップです。
先日、トランスジャパンアルプスレース(TJAR)のチャンピオンの望月将悟さんが、薬師岳山に宿泊されました。
御一緒された仲間がこれまた凄い人達で、TJARのフランス版のチャンピオンで、お名前がリオネルさんと言う、フランス人のトップ山岳ランナーと、将悟さんを撮り続けている写真家や、フランス語のぺらぺらな、やはりランナーのお嬢さんと、トップメンバーが勢揃いしました。
トランスジャパンの過酷なレースは、海外にも報道され、アルプスおひざ元の人達が大変関心をもっていると言う事で、今回、将悟さんがリオネルさんにこのコースを紹介がてら、剣岳の麓の馬場島から一緒に歩いて?走って?・・来たそうです。
朝方3時に出発して、山荘に午後3時過ぎに到着とは、さすがチャンピオン同士。
日本とフランスの山岳ランナーの国際交流の場所の一つに、我が薬師岳山荘を御利用頂き、とても嬉しかったです。
有難う御座いました。
メルシー (^・^)
2016・7・7
リオネルさん、日本アルプスは如何でしたか?
ヨーロッパには無い、日本アルプス独特の山歩き、走り・・?が楽しめましたか?
又来て下さい。