今週末で一番気になるのが、台風12号です。動きの遅いこの台風12号は北上を続け、9月2日辺り、山の方にも強風が有りそうです。小屋は万全を期し、暴風対策として、窓枠を入れたり、飛び散りそうな物を仕舞い込んだりと、今から準備に追われています。気象情報を見ながらの判断ですが、なにぶんにも のろま台風でして、未だ進路が断定出来かねています。今は少しでも影響が無い事を祈るしかありません。登山計画を立てている方はくれぐれも強風、風雨、落雷 などなど 充分に注意をなさって下さい。
先日来の長雨で登山道が滑りやすくなっています。まず薬師岳方面登山口の折立から三角点までの樹林帯は、泥がぬかるみ状態になっている所が多く、ズルッと滑りやすいので気をつけましょう。又木の根っこ部分に足を乗せると滑る事があるので、要注意です。稜線に出たら、木道でのスリップ事故です。足を、かかとからしっかり下ろし 滑ることのないように充分注意して歩きましょう。
雨による登山道の通行不可はありません。くれぐれも怪我の無いよう 安全登山に心掛け、すてきな山の思い出を作って下さい。
お盆が過ぎたら折立までのアクセスがまるで無くなるみたいに、登山者の方々にご心配をお掛けしてすみませんでした。
バスの本数が減るだけで、全く手が無いと言う訳では有りません。まず、マイカーはもちろん 今まで通りOKです。又タクシーは林道が冬の通行止めに入るまで乗り入れています。タクシー利用者は富山駅、もしくは電鉄有峰口から入山でき、下山者は、太郎平小屋から電話予約で折立まで呼べます。以上の手段を使ってまだまだ薬師岳登山が楽しめます。夏の賑わいから、静けさを取り戻した 秋の薬師に又来てみませんか。 秋はポエム・女将
9月1日(木)~3日(金)の3日間、富山市八尾でおわら風の盆が催されます。五穀豊穣を願うと共に210日を迎え風の被害を避けたい気持ちが込められています。本踊り開催日は、全国各地からの観光客で町中溢れ、肝心の町流しを見ようにも、人の頭しか見えないと言う声がよく聞かれます。穴場は、前夜祭の町流しだそうです。8月20日~30日の毎日 PM:8時~PM:10時迄 八尾の1町内が舞台踊りと、町流しをするそうです。又、土・日は2町内で行なわれると言うことで、混み合う事無くゆったり見学できそうです。”薬師下山後、八尾のおわらでも・・” とお考えの方は、前夜祭を楽しむ手もありますね。胡弓と三味線のねに、哀愁帯びた唄い手と、情緒あふれる踊りは何とも言い難い、富山の自慢できる風情ある催し物の一つです。
♪唄われぇようぉ~わしゃぁ囃すぅ~♪