ピーカンで迎えた、昨日早朝の荷上げは、まさしくグッドタイミングでした。
今朝は、薄曇りから霧雨と弱風の荒れた天気に変わりつつあります。
残雪の多いこの時期、スキーや、ボーダーを楽しむ人達がバラバラ登って来てます。
少し遅い春山スキー、ボーダーを薬師岳周辺に選ぶには、気合いと根性が無ければ、なかなか簡単には楽しめませんよね。
立山室堂みたいに、交通の便に恵まれて無く、登山口からの自力運搬&登山になるんですから。
帰りはスーッと、気持ち良く滑って来れるけど、上まで行くのがね〜(^^;;(ー ー;
自分の身体をやっと持ち上げて小屋に辿り着くのが精一杯の私には、信じられない皆さんのパワーです。
と、言う訳で、薬師周辺は、雪深い初夏を迎えようとしています。
6月5日(月)の昨日、小屋入りしました。
余りの雪の多さにビックリ。
雪山登山の苦手な私な上 、普段からトレーニング無しと、Wパンチを受け、必死こいて登りました。
こんなに残雪が有るのは何年ぶりでしょうかね‼️
2〜3日前に降った雪が真っ白に光り、きれいでした。
この時期、薬師岳方面に登る方は、雪山を想像して来て下さい。
小屋開け作業を二代目が手際よくやってくれてます。
発電、OK!
水ポンプ、OK!
ガスオープン、OK
小屋生活、三種の神器が作動して、初めて安心します。
8ケ月振りに小屋全体が、順調に作動開始しました。
ホッとする瞬間です。
癒しにぴったり、心豊かに、これ以上のものは無いだろうと言う絶好の地にいながらも、最近、日本画の美しさに目覚め、春の院展などにも、足を運んでる次第です。
鑑賞の仕方も分からないド素人の私ですが、人物画とか、風景画とか、植物とかが分かりやすかったです。
特に、富士山を題材にした作品は圧巻でした。
平ぺったい薬師岳を題材に描く画家はいないのでしょうか、大抵はギザギザの劔岳なんですね〜(^^)
院展の作品の中で、
「お好きな作品を、お一つ差し上げます。どれでもどうぞ‼️」
なんて、言われたら、
「それでは、あの、デカイ富士山を頂きます。」
って*\(^o^)/* アホな事を考えていた私です。
家に帰り、私よりもっとひどいド素人の夫に、少しでも芸術の心を共有しようと、院展の話を聞いて貰いました。が、止めときゃ良かった(ー ー;)
だって、10号って言うと、
「一升か・・」
12号の大きさって言うと、
「一升二合か・・」
って、夫の芸術は、酒造りオンリーなんです。
そんな堀井夫婦共有の心の癒しは、薬師岳周辺に広がる大パノラマの眺望です。
まっ、これで良しとしましょ(^-^)
追伸: 薬師岳山開きは、まだまだ余裕がございます。
どうしようか迷わず、是非お越し下さい。
冬でも無い、春でも無い、かと言って雪深き夏でもありません。
真白き、不思議な季節感の薬師岳の山開きに参加してみてはいかがでしょうか。
待っとっちゃ❣️
山開き一番乗り愛好者の皆さん、6月10日~11日は北ア薬師岳の山開きです。
真っ青な空の下、眩しく光る真っ白な残雪をザックザックと踏み鳴らしながら、麓で見ていた美しい薬師岳を今シーズンの記念すべき初登頂にしませんか。
薬師岳山荘は山開きに合わせて営業致します。
賑やかな開山祭と成る事を願っています。
※この時期の必需品は、アイゼン、サングラス、冬用の帽子、手袋、ジャケット・・など冬山登山に近いものと思ってそれなりの準備を心掛けて下さい。
今年は雪が多く残っていると言う話です。
道中は脱ぎ着をまめにして体温調節して下さい。
天候が悪化すると雨では無くて雪の恐れがあります。
小屋の中を暖かくしてお待ちしております。
みなさんと共に、今シーズンの山の安全を祈りたいと思います。
山頂で山開きの催事が有ります。
薬師如来像が7か月振りに、祠に安置され、お神酒が振る舞われます。
山頂で頂くお神酒は格別でしょうね。ヒック!
6月二週目の山開きを間近に控え、いくらなんでもちょっとは足慣らしをしないとダメなんじゃない・・・?と、GWの後半に差し掛かったところでようやく重い腰を持ち上げて、堀井夫婦はミニミニトレッキングをして来ました。
トレッキングと言えば聞こえがいいですが、富山市内の呉羽山丘陵地をダラッと歩いただけです。
何処を登るか、歩くか、いろいろ低山ハイクを考えましたが、こんな時だけ二人の意見が即一致するんです。
「何も山に登らんにゃならんっちゅう事も無かろがい・・(何も、山に登らなくてもいいでしょう・・富山弁の意味)」
「そうだ、そうだ!」と言う訳で、平地みたいな呉羽山トレッキングに決定しました。
今年の連休は天気に恵まれ、行楽地は人だらけだったと聞いてます。
呉羽山は、ガラガラでした。呉羽山は行楽地じゃ無いんですね。
確かに行って楽しいって場所じゃないかも。
でも、立山連峰を眺めるには最高の場所ですよ!(^^)!
人っ気の無いトレッキングの途中で、足を滑らせて身動きできない山菜取りのおばあさんをミニ手助けをしたり、展望喫茶でお茶したり、大型銭湯の穴場を見付けたりと、歩きで無ければ見えないものをいっぱい見たり、新しい発見も有り、心も身体もそれなりに充実のトレーニング日和と成りました。
実は、履き古した山靴を新しいものに替えた事も有り、足慣らしと靴ならしを兼ねた、仕方無しのトレーニングだったのです。
山靴の替えが無かったら、きっとこのミニトレッキングは無かったでしょう・・
いえ、歩きませんです・・(*^^)v
今年の残雪は多いらしいです。
その大雪を登り詰める日が近付いてます。あぁ~・・(-_-;)