昨日は大雨で今日は朝から強風の薬師です。
先日から、我が山荘を拠点に薬師岳周辺の雷鳥調査が行われています。
連日の悪天候のため、外での調査が思うようにはかどらず、研究員の皆さんは、さぞかし歯痒い思いをなさってる事でしょう。
ガスがかかって視界の効かない、どちらかと言うと悪天候に姿を現わす事が多いのですが、さすがにこんな強風では姿、形は確認出来ません。
今はメスが抱卵している時期だそうで、姿を見せるのは大抵オスだとか。奥さんと卵をしっかり守るため、周囲を警戒する凛々しい姿はオスならでわのカッコ良さですね😍
雷鳥の数が増える事があっても減る事の無い様、私達も大事に見守って行かねばなりません。
雷鳥の立場ばかり言ってられません。
この嵐、なんとか早く収まって欲しい。
きっと雷鳥も、波打つハイマツの中で、チーンと嵐が収まるのを待ってるんでしょうね。
本格営業を目前に控えて、天水が命の我が山荘に恵みの雨が降り、水瓶がほぼ満タンになりました。
これで生活用水は一安心ですが、その水を小屋内に送るメインのポンプが故障して、スムーズな水作業が出来ません。
昨年の小屋閉めでポンプ内部の水抜きが不十分だったらしく、越冬中の厳しい氷点下の気温にやられました。
昨年の冬は特に気温が低かったのか、いつもの保管では、耐えれなかったのか、氷点下の気温が想像だに出来ません。
雪が少なくて良かっただけでは済まされませんです。
あらためて自然の厳しさを思い知らされました。
これを教訓に、念には念を入れて万全な越冬対策で小屋を閉めないと行けません。
小屋開けしたばかりなのに、小屋閉めの話なんて。
ちと心が折れそうです。
機械は即、修理したり、買い替えたり出来ます。
でも、身体が傷んだら、なかなか元に戻りません。
だから、からだを第一に、大事に、明日も頑張りましょう。
ぬ今年もトレーニング無しでの、自力登山でした。
折立を朝7時過ぎに出て、小屋着は3時頃だったので、8時間弱掛かったと言う事です。
自力を信じて、一歩一歩足を前に出し、前進あるのみ。
年々大変になって来るのが分かります。
薬師岳山荘を目指そうと思っている皆さん、御自分の体力に合ったペースで来てください。
小屋に着いた時の喜びは、私もお客さんと同じ気持ちです。
「あぁー、やっと着いた❗」って(^^)
”無理せず、焦らず、自力ペースで今季も小屋入り出来ていかったのー おまえ” と、褒めてくれた夫。
何だか複雑な気分(-_-)
太郎坂の名所 アラレちゃん休憩場所
ここで休まないでどうする
6月23日に折立登山口より入山しました。
太郎平を経て薬師岳山荘までの、登山道状況を大まかにお知らせします。
まず、太郎平までの残雪は無いと言って良いくらい、夏道歩きのルンルン🎵です。
ショウジョウバカマやチングルマ、コイワカガミ、マイヅルソウ、ミツバオーレン、ギンリョウソウ、他 見頃
薬師峠の残雪は上部からで、薬師平の入り口は、迷わないようロープが張って有ります。
その先は、山荘の手前の取り付きの稜線までは雪渓がベタです。所どころ、夏道も出ており、雪渓か、夏道か、歩き易い方を選んで登れます。
薬師峠のミズバショウがちらほらと咲いており、この先が楽しみですね。
以上、大まかですが、薬師岳山荘までの登山道状況です。
軽アイゼンアイゼンをご用意されると、安心です。
心配な事がありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。
なお、シーズン中は、ファックスは受けれません。
ご予約や、お問い合わせなどは、下記の山荘直の電話でお願い致します。
Tel 076-451-9222(電話のみ山荘に転送 ※ Fax 不可)
090-8263-2523
090-6271-6852
ずらっと並んで撮影タイム・・
もうすぐ始まります。
身体が泣いてても、顔で笑う、愛しい若💪
2018年度シーズン初日の小屋の明かりです。
今季もたくさんの登山者に利用して頂けるよう、スタッフ全員身体に気を付けて毎日の仕事を頑張っていこうと思います。
小屋の明かりが消える事の無いよう、シーズン通して薬師岳山域が賑わう事を願っています。
どうぞよろしくお願い致します。
一年振りの夕焼け
窓枠外しオーケー❗ 雨どいオーケー❗ 全部オーケー❗
一応、営業は30日(土)からです。
みなさんの山行日が晴れますように。