大雨の被害が各地に広がり、心痛むニュースが一日中流れてました。
山の上も止み間の無い雨に見舞われていましたが、午後から前線が少し南下したお陰で、雲の切れ間からブルーの帯が見えました。久しぶりに見る空の色です。
有峰林道は午後4時過ぎに開通し、通常に戻りました。
土砂崩れや、登山道の不具合は有りません。
ただ、この前線が又北上して来て活発な動きになるかもしれないと、気象庁が予測してます。
少しの晴れ間を有効に使い、明日は外仕事に精が出る事でしょう。
束の間の眺望にホッと一息
降り止まぬ雨の為、とうとう林道が通行止めになり、登山者は足止めを被ってます。
規定雨量計に寄る通行止めで、土砂崩れ等の被害は出て無いようです。
雨が上がれば通常通り、通行可能となるはずです。
早く前線が動いて止み間が出てくれたらと願わずにはいられません。
ヘリの物輸もままならず、食材も乏しくなる一方で、頼りになるのは、これから小屋を担って行く若い世代の力です。
「ボッカ」「歩荷」・・字の如く、荷を背中に背負って歩いて小屋まで運ぶ。
雨風のなか、30〜40㌔を担ぎ上げて小屋まで歩くとは、並大抵な事じゃ有りません。
本当に有り難く、頭が下がります。
口ばかりの年老いた父、母に代わり、有言実行の我が小屋の二代目、息子のボッカを見て、頼もしく力強く感じられる瞬間です。
梅雨終盤のあがきかと思うほど、降っても降っても降り止まぬ雨です。
九州各地で大雨に寄る甚大な被害が出ています。
亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。
また、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
富山市は、今日の午後に大雨警報が出ました。
小屋の中からでも聞こえる雨降りの音。
それにプラスして、南からの強風の音。
これらが一日中、止まないのです。
うんざりもいいとこ。昨日の「小屋暮らしのささやかな希望と楽しみ」どころか、夢も希望もありゃしない。
荷上げのヘリは延期になるし、
食材、燃料は切り詰めてやりくりしなくてはダメだし。
切り詰め無くても良いものは、「水」!
毎日大雨のお陰で、タンクから溢れかえってる「水」は、使い放題・・ったってねェー
こんな大荒れをいつまで我慢せねばならないのか。
ただ、ただ晴れるのを待つのみです。
* この雨で、残雪はどんどん消えて夏道が出ています。薬師岳ピストン登山に関しては、アイゼンなしでも、多少の雪渓歩きに問題は無いと思います。
昨日も今日も悪天候でした。
特に昨日は雷、大雨、強風、のトリプル悪天候日になり、朝早く出発されたお客さんは、下山途中に、これに見舞われたのでは無いかと心配しています。
それでも、大雨に寄る有峰林道の通行止めの連絡が無かったので、取りあえず無事帰られたのでは思っております。
一喜一憂の毎日です。
霧雨の今日は、周りを見張ってる雷鳥(たぶん雄)を見つけました。じっと動かず、辺りを警戒して、何かを守ってる感じです。
もしかして近くのハイマツで卵を温めてる雌の雷鳥がいるのかもしれません。それとも、生まれたばかりのヒナを守ってるのかもしれません。無事に育ってほしいですね。
もうしばらくしたら、ヒナと母親雷鳥の親子連れが見れるかも。
霧雨で鬱陶しい気分の山小屋暮らしにも、ささやかな希望と楽しみが出来ました。
気温: 朝7度 日中10度
南風やや強し 視界ダメ
気温: 朝9度 南風微風 視界良好
薬師は穏やかな高曇りです。
周り全てが見渡せます。
厚い雲海が広がり下界の曇り空がうかがえます。
調べれば分かるかもしれませんが、やたらとタンポポが咲き誇り、これが外来種だったら厄介な事だし、高山種だったら歓迎ものだし。
面倒がらずに、早く調べる事が先決だろ⁉️ はい
湖面が光る有峰湖。富山市民の頼もしい水瓶
高曇りにしてクリアーな眺め。「良き眺めじゃ」
毎日続く東京のコロナ100人超えを忘れさせるグランドビューの良き日です。