冬野菜の高騰で、ただでさえ多くの菜食を摂らねば成らぬ夫の食事メニューに頭を悩ませています。
自分の体は自分で守るって言う訳でも有りませんが、夫は先日、知人からたくさんの野菜を貰って来ました。
ダイコン一本、二百円前後しているこのご時世、太くて長い、掘りたての物を、なんと4~五本も頂いたのです。有難いですねぇ。
今日の献立は、もっちろん、”おでん”です。それも、丸ごと一本を、ざくざくと厚い輪切りにして、ドーンと大きい鍋でコトコト煮込みました。
惜しげも無く、大根一本丸ごとなんて、我が家にしたら、久し振りの振る舞いです。
丸ごと、ざくざく、コトコト・・・ 何ていい響きでしょう。
夫の知人に感謝致します。又、下さい。
食材を取り出す際、冷蔵庫の扉に目をやると、様々なサービス券がマグネットの下になっています。
お買い物割引券、ミュージアムの入場無料券、ポイント満タン券、期限切れのドリンクバー無料券・・などなどお得なサービス券が、大ファンのベッカム様のポスターを隠す勢いでペタペタ張って有ります。
ピンクの小さいカードで、肩もみサービス券もその中の一枚です。
”ばぁばへ、肩もみ50回”って書いて有る券は、孫からのクリスマスプレゼントでした。期限が書いて無いので、大事に取って有ります。
無料券、割引券、お買物券、などに目が無い私ですが、この、孫券に勝る物は有りませんね。
思わずニコッとしてしまうんです、ピンクのサービス券を見る度に・・(^_^)
ところで、” ばぁば ”を、 ” じぃじ ”に、 ” 肩もみ ”を、 ” 腰もみ ”に、変えて貰えるか、今度聞いてみましょ!
自分より夫の腰を心配してる、ホントは優しい妻(^’^)
長い間取り続けて来た新聞を、2月から急遽、地元の新聞に変えました。
別に勧誘を受けた訳でも無ければ、洗剤やティッシュペーパーに心が動いた訳でも有りません。
強いて言えば私の興味あるお店の広告が入って来るか否かの事でした。又、地元新聞とあって、馴染みの市町村や観光地、イベントなどを、大きい写真で取り上げ、且つ、詳しく載っていて、とても読み易いからです。
何年ものお付き合いで安心し切ってた前の新聞社は、不意を突かれてさぞかしびっくりした事でしょう。
断りを入れた数日後、やいのやいのと電話が掛かって来ます。
長い事お世話に成って来たのに、こんな訳で、急な断りの不義理を、お許し下さい。
地産地消を新聞でも生かし、堀井家は心機一転で、”新”新聞”を楽しみます。
「今年も来てくれるかな?」 ” いいとも! ”・・・??
以前、小屋の仕事を手伝って頂いてた方で、ここ数年、随分御無沙汰していた人から、本人お得意の絵手紙を送って来ました。
実は、この人のお便りは、全て絵手紙形式で、私が毎年期待をしているのは、特に年賀状です。
普段のやり取りにも勿論、時節柄など画き込んでありますが、年賀状だけは特別なんです。
その年の干支が絶妙の筆裁きで送られてくるのを、十二支全てそろえたい気持ちで、毎年ワクワクして待っている次第です。
そんな私の身勝手な気持ちで、本人から喪中のハガキが来ていた事も忘れて、不謹慎にも年賀状を出してしまったのです。
節分のさなか届いた昨日のハガキには、福の面と、鬼の面を、うす筆で色付けし、「福は内、鬼は外」と手書きの筆が有りました。 そして追伸欄に、「今年こそ新しくなった小屋に、何としても行きたい」と書いて有りました。
病気や、怪我、町内会の役員、身内の不幸・・・など、いろいろ有って山から遠ざかっていた数年を、今年は一気に挽回して、又あの優しい白髭の顔を見せて欲しい物です。
デジタル返信では無く、アナログ手書き返信で、とても安心した、和みの一日でした。