先日の大河を見ていた時の珍会話です。
酒蔵の仕事が一段落した夫は、四日間の休暇を頂きました。休み最終日の日曜日、NHKの大河を見ながら、
「明日からの仕事は今度、酒絞りの方で忙しくなりそうだわい・・」と言いました。私は、”ふぅ~ん”と、何気なく聞いていました。
と、ちょうどその時、ドラマの中の”八重(綾瀬はるか)”がセリフで「えぇ?」って言ったのです。
”八重”が言ったのです。それも、ドラマの中のセリフでですよ。私が言ったんじゃ有りません。
だのに、夫は、
「酒絞りで忙しいちゃ、明日から・・」と、答えたのです。ドラマの中の”八重”に・・ (*^^)v
夫はてっきり、私が聞き返したんだと思ったらしいのです。私は茶碗を洗いながら、可笑しくて、可笑しくて、今でも思い出し笑いする位に可笑しかったです。
ほろ酔い気分の夫と、”八重(綾瀬はるか)”のやり取りを、あえて否定はせずに、ほくそ笑んでた意地悪な女将兼、女房でした。それにしても、ホントにグッドタイミングでした。
”八重”の 「えぇ?」 は (>_<)
先日、デパートに行った時の事です。買い物を済ませお茶してる時に聞いた会話です。
お年寄り、男女4人の会話の中で、一人は、年寄りにはもっと親切にして欲しい。
「バスの中で、学生風の若いおねーちゃんが、席を譲ってくれなかったんよ。重い荷物を持って立っているのに、見て見ない振りをしてさぁ・・」 と言う話。
別の一人は、それとは逆に、まだまだ元気なのに年寄り扱いにして貰っちゃ困る!
「電車の中で、吊革に繋がって立っていたら、”どうぞ、こちらに座って下さい”と、席を譲られた。私はしっかり立っていられるし、そんな年寄りじゃ無い・・」って、迷惑そうな話。
どちらも納得しながら聞いてましたが、私もいずれそうなるのかなと思いつつも、あまのじゃくな会話を聞き耳立てて、一人珈琲のお茶タイムを過ごしました。
しばらくしてから、又別の一人が話し出しました。
「私はたまに、デパート入口近くのベンチに座って、人間ウォッチングをしてるんだよ。いろんな人がいるから、見てて楽しいよ・・」ですって。
ごめんなさい、私もあなた達をウオッチングしてました。
楽しいお茶の時間を有難う御座いました。(^_-)
今日、運転中に、見覚えの有る顔の運転手さんを見ました。
近くの整形病院の、患者さんを送迎するマイクロバスの運転手さんです。
私も随分前にかかった事の有る病院ですが、年寄り先生の時代から送迎バスを担当してらして、今は真っ白頭になってだいぶ、お歳を取られていました。
バスは昔とは違って、新しい型の車に成っていましたが、運転手さんは以前のままの”あの人”でした。間違い有りません。
なぜ印象が強いのかと言うと、この人は、とても親切な人なのです。
たぶん今でもそうだから、続けていらっしゃるんだと思います。
年寄り先生がお亡くなりに成り、若先生が病院を引き継がれた後も、この方が昔と変わらず、にこやかな顔で安全運転をしておられます。
整形なんて、殆どがお年寄りの患者さんです。家族に送って貰えない人や、運転出来ない人達に取って、この送迎バスは有り難い物です。
せかす事も無く、優しく手を貸して、「ゆっくりでいいよ・・ ここに手かけて・・ 荷物持ってあげるよ・・」など、ホントにニコニコと自然な感じで手助けをしてくれる人なんです。
私は直接お世話に成った事は有りませんが、待合室でそんな風景を目にした事が何度も有ります。見てても気持ち良かった事を覚えてます。
病院の外観は昔のままで、今の時代からして、近代的で新しもの好きな人達に、敬遠されがちな病院かも知れませんが、ソフト面では何処にも負けないくらいの人材が揃っている事でしょう。だって、あの運転手さんが今も健在っちゅう事は、私が受けた、親切なあの看護婦さんも、きっといらっしゃる事でしょう。
第一、お父様の代からの病院運営を、今でも維持してらっしゃる若先生は、きっと年寄り先生以上に、患者さんから慕われてるのかも知れませんね。
町でこの送迎バスに合って、しかもこの運転手さんだったら、にこっと挨拶したい気持ちです。
新聞を変えてまだ紙面の読みに慣れてませんが、週末の広告チラシは予想を遥かに上回る量でした。
案の定、私のお気に入りのディスカウント衣料ショップのチラシも、例外無くしっかり入っていました。
店内は婦人物が殆どですが、最近紳士用も若干揃えて有り、特に下着が、重宝しています。
そんな中、3デーバーゲンとやらで、この3連休に限り、冬物が普段の半額近くまで値下げに成っていました。
この機会を見逃しては成る物かと、足しげく2日も通い、夫の暖ったか下着を買い溜めして参りました。
もこもこ暖ったか下着なので、引出しの中も、増えた分パンパンに成り、勿体無かったですがこの際、古い下着は思い切って捨てる事にして、大分整理しました。
考えて見たら、下着ほど長持ちする物は余り有りません。しっかり元を取って、まだおまけに、お釣りが出るほど着ている物も有る位です。
昔の綿100%なんか、破けてもいないし、縮んでもいません。勿体無くて捨てれません。
雑巾用に取って置きますが、さすがにパンツの雑巾は頂けません。これは捨てます。
勿体無くて捨てられない物が下着に限らず、一体どれ位有るんでしょう。考えない事にしています。
ロケ地の大半が富山県内と言う事も有り、今話題の映画、”脳男”を観て来ました。
初っ端から残酷シーンが画面いっぱいに広がり、”こんなの観に来なきゃよかった、嫌だなぁ・・”と、目を背けながら暫く我慢して見てました。
駅、バス爆破、救急車、病院、と流れて行く内に、どんどん見覚えの有る建物が出て来るでは有りませんか。
一昨日ボランティアに行って来た病院は、終盤には建物全体が爆破のターゲットに成り、ボーン、ボーンと、めちゃくちゃに壊されました。あーぁ、映画で良かった・・(-_-;)
感想も然る事ながら、この映画を観たあとで、良く似た情景2つを思い出しました。
一つは、ジョニー・デップ主演の映画、「ギルバート・グレイプ」に出てくる、ソファーに座ったまま、いつも何か食べてる、過食症に侵された250㎏超のママ! もう一つは、「家政婦のミタ」の無表情人間。
こわごわ観てたにもかかわらず、終わってみたら、大変面白い作品でした。
私一人で楽しんで来て悪いので、今が酒蔵一番の追い込みで、超多忙な休み無しの夫に、映画解説をして上げます。一部、二部、三部くらいに分けて・・