ここ最近、急に山関係の打ち合わせがバッタバッタと入って来ます。そう言えばもう3月ですものね。
オフだオフだと舞い上がってた気持ちがだんだん下がり始め、閉じて来た小屋の姿を、もうそろそろ、全開して小屋いっぱいに光が射し込んだのを、イメージする時期がやって来たようです。
先週の山小屋総会出席で得たいろんな情報も然り、これから有る数々の会合を1つづつクリアーし、小屋開き、荷上げ、開山祭・・・とスムーズに運んで行く事を願うばかりです。
それには頭の準備から始めないと。
気候でさえ「三寒四温」と言って、徐々に慣らすんですもの、ましてや冬眠中の脳みそを起こすのは容易では有りません。
揺さぶり起こすのではなく、やさしく揺り起こすって方法でボチボチやって見ます、自分で(^^)
今朝のニュースで、「霞が関から残業廃止策」と言って、遅くとも午後十時以降は残業禁止の策を報じていました。
各省庁が入ってる霞が関から手本を示してダラダラ残業はやめようと言う趣旨。
ダラダラ…って、ちょっと失礼じゃない? 真面目に一生懸命やってるんじゃないの?
只し例外が有って、国会答弁の文章作成に携わってる職員は、これに非ず…だそうです。
大臣の答弁の文案作成担当者はそれ専門筋の学歴保持者か、もとより文才者なのか、全くの素人でそこに配属に成ってから鍛え上げたのか、兎に角、国会討論を聞いていて、大臣の答弁内容の言葉選び、文章の流れの美しさ、失礼の無い敬語の選択等等、野次飛ばしは別として、国会の質疑、応答を聞くにつれ、あらためて日本語の美しさに感動します。
あんな文章を作る人は天才です。残業無しでは到底作れません。
”今日は何書こ・・”と、頭を抱えながらもやっとこさ、こんな貧弱な文章でブログにしている私からすると、又言いますが、あの人達は天才です。
残業手当いっぱい貰っても、私には書けません(^_^;)
今日抜歯して来ました。先日に続き二本目です。
それも二本ともに一番奥の歯です。
「一番奥の歯は、別に無くてもそんなに困らないから大丈夫!」って、
”困るとか、困らないとかは本人が感じる事で、簡単に慰めないで下さい先生・・・” と、言いたい所ですが、温存治療が不可能の歯は抜くしか有りません。
年老いてから歯の治療は心身ともに負担が大きいです。
若い時はそんなに大事に思っていなかった歯ですが、この年に成ってから、どんどん減って行く自分の歯の勿体無さがしみじみ感じられます。
親から貰った大事な身体の一部を一つ一つ壊して行くみたいで、罰当たりな親不孝者です。
今まで他人事のような響きだった、「入れ歯」って言葉が、先生の口から何のためらいも無く何度も出て来るようになりました。
「これを抜いたら、ここが空く。しかしこれが義歯だから、これとこれを繋いでナンジャラカンジャラ・・・・」と、
先生の頭の中は私の入れ歯姿がもう完成しているようでした。
こうなればもう、入れ歯だろうが何だろうが、自分で噛んで食べれるのが幸せっちゅう事で、是非でも小屋入り前までに ”ぶぶん入れ歯” たるものを、作ってちょうだいませませ^_^;
「抜いた歯を持ち帰りますか?」と、見せられた血みどろのみすぼらしい歯。
家を出る時までは、お守りに持ち返ろうと思っていたんですが、結局今回もまた処分して貰いました。
あぁーあ、私ってホントに親不孝者だわ(-.-)
2月26日(木)、長野、岐阜、富山、三県の山小屋総会が、今年は信濃大町温泉郷で開催されました。
薬師岳山荘からは二代目初デビューを兼ねて親子三人で出席しました。
聞きしに名高い北アの山小屋のあるじが勢揃いするとあって、山小屋デビューの息子に取っては初顔見世の大事な会合の一つです。
自己紹介、名刺交換、はたまた会議終了後の宴会席のたしなみ等々・・ 親の心配をよそに、スムーズに各小屋のオーナーと交わって行く息子を見て、夫と私の親バカちゃんりんをあらためて認識した次第です(^_^;)
多くの小屋は二代目、三代目と、どんどん若い代に変わっていく中、今も尚、現役の大先輩のオーナー達からのアドバイスはとても貴重なものです。
近代的な登山に変わって来ても、安全、安心登山の心得は昔も今も変わりません。
登山の礎に携わってきた名物親父さん達の心構えを、少しでも我が山荘の二代目が引き継いで行ってくれればいいなと思った初デビューの総会でした。
それにしてもあの ”ドンチャン宴会”・・・(@_@)
さすが、”山小屋あるじ”ならではの豪快宴会!
開催ホテルの入り口で、出席証拠写真。
「愛するママ、子供達に、おみやげ々っと」(*^^)v
有意義な二日間でした。
お経を唱える時、棒読みでは無く、基本に成る音から、1~2度音程を上下さしてお寺さんが唱えている事が分かりました。
月命日の今日、お寺さんの読経に合わせ、真似して唱えている内に、心地良いメロディーの流れが出来ている事を発見しました。
基本の音の高さから、一音下がったり、二音上がったり、上下を繰り返し平坦に成らない様にお経が流れて行きます。
始めは棒読みにしか聞こえなかった読経も、メロディーが分かって来ると、おごそかな仏教用語も、やさしく心にしみて来る様になって来ました。
後から音程を思い出して、鍵盤で辿ってみると、”ラララ・・・ソ、ララララ・・・ド、ララ・・・レミ~”と言う風に流れ、このメロディーに ”なもあみだ~ぶ” など、自分の知ってるお経の言葉を当てはめてみました。
心地良い響きでお経が流れるのが、自分でもわかります。
罰当たりな表現かもしれませんが、もう少し練習すると私の読経もまんざらでもないかも。
次回の月命日はお寺さんと一緒に唱えてみようかなと‥(*^^)v