高層ビルのマンションに付随してる温泉銭湯に、久し振りに行って来ました。
単独で来てる私は、黙々と湯に浸かり、身体を洗い、喋る相手も無く、小一時間温泉を楽しんで来るだけです。
いつもはそうですが、先日の事、このマンションに住んでる年配の奥さんが、
「あんた一人け?身体流して上げるよ。」と、背中を洗って下さいました。
人の良さそうな方で、ここに住んでるから毎日入りに来てると言う事で、いろいろ御自分の事を話し始め、おまけに、このマンションに入居した訳まで語り始めました。
何でも、立山連峰が正面に綺麗に見えるからだそうです。
確かに、このマンションの周りに眺望を遮る物は全く有りません。
東側の部屋からは、遠くに北アルプス立山連峰が屏風の様に広がり、下に目をやれば、昨年開通した新幹線のスカイブルーが真一文字に突っ走しって行くのが見えます。
「空き部屋はまだ有るらしいし、あんたもここに来られよ。眺めが最高だよ!」ですって。
地元の人だけでなく、セカンドハウスとして確保している、都会の方達もいるみたいです。
「たまに富山に来て、のんびりと過ごし、この景色を堪能して行くみたい。」って、先程のおばちゃんが、言ってました。
”へぇ~ 何て贅沢な。羨ましい事ね・・”と、思いましたが、別にマンションに入らなくても、家からいつも見てるし、見えるし、それこそ、贅沢な、羨ましがられる生活を送れるのが富山県民の特権なんですよ。
とは言え、このマンションからの眺望には敵いません。
今日の午後から晴れ始め、真っ白な峰々が姿を現していました。
あのおばちゃん、今日も気持ち良く見てた事でしょう。
羨ましい(^.^)
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