およそ十年振りに里帰りした五月人形を、又しても十年振りに我が家の和室に飾りました。
ややこしい話をすると、東京に住む長男に男の子が生まれ、それを機会に、自分の(長男の人形)五月人形を飾って、見せてやりたいと言う事なので、十年ぐらい前に宅配した人形です。
東京に送るまでは、マメな夫は、子供たちが大きくなって独立してからも、自宅に在った人形を五月の節句の時期には必ず飾っていました。
「飾る手間が省けて良かった・・」とは言いながらも、五月の節句に成っても座敷がガランとして淋しかったのを覚えています。
が、アパートでの飾りつけがスペース的に困難と片付けの場所が無いと言う事で、一昨日送り返されて来た人形。
早速飾り付けたのは言う迄もありません。嬉しいの一言です。
若い時とは違い、二人とも膝やら腰やら、スムーズに動かせず、座ればなかなか立ち上がれないし、立ち上がるとふらつくし・・ 組立順序の見本図を見ても即座に読み取れないし・・
昔の倍くらいの時間を掛けて組立と、飾り付けをしましたが、全く苦に成らず、かえって懐かしさと、嬉しさで、達成感を味わせて貰いました。
あの頃の、家族の姿が思い出され、みんな若かったねって。
夫の母も、私の父、母も、子供達も、そして私たち夫婦も、みんなで祝った五月の節句のおよばれ。
歳を取るってまんざら悪くも無いものですよ、懐かしい時代にすぐワープする心の余裕がいっぱい有るんです。
いつまでたっても凛々しい若武者。ウラヤマシイ!
あと何回飾って上げれるかね・・(夫と私)
「元気でいて、毎年出してね」って(人形)、言ってるかも (^_^)
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