10月18日(土)~19日(日)に、一泊二日で、太郎小屋に於いて薬師岳閉山祭が執り行われました。
今年の6月半ばに登山者の安全と無事故を願って開山祭が行われ、先日、四か月余りのシーズン終了と感謝の気持ちを薬師如来様に伝えました。
登山口の折立がマイナス1℃と、放射冷却で冷え込み、ピーカンの閉山祭日和と成りました。
閉山祭記念登山に参加した登山者は県内は勿論、北海道や大阪からの人達も居て、快晴の下、錦織りなす落ち葉の絨毯さながらの登山道を踏みしめていました。
約2000m以上の山々は、前日から降り積もった雪が朝日を浴び、白く輝いていました。
台風が18号、19号と立て続けにやって来た10月の三連休。
直撃を恐れ早々に小屋を閉めて、逃げるようにして下山した日から一週間足らずの、このピーカンの閉山祭。
最後の最後までボヤキで終わる私の心の叫び
”あぁ~あ、この日が三連休だったらどんなにか良かっただろうに‥”
三角点での360度大パノラマに、休憩タイムじゃ無くて、撮影タイムに成っていました。
太郎小屋の朝。水晶岳から朝日が昇る。
バリバリに凍った、小屋の前。
如来様を前にあらためて感謝。焼香
雲一つない秋晴れに恵まれ、今年のシーズンを締めくくる閉山祭が終りました。
薬師岳周辺の小屋の内、一番遅くまで営業していた太郎小屋も、10月25日で閉めます。
厳しい冬を乗り越えて、各々来シーズンの小屋開けには、どうか無事な小屋の姿を見せて欲しいものです。
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