「はい、わかりました。只今すぐにお持ち致します。」と言う、とても丁寧な言葉で応対しているのは、中年の男性社員でした。
お相手は、一人のおばぁさんで、場所は、デパートのファミリーレストランです。
昼食時間がだいぶずれているので、店内混み合ってはいませんでした。なのに、注文したメニューの出て来るのが遅いらしく、催促している様子です。
人間、お腹が空いてる時は苛立つものですが、おばぁさんは、静かに穏やかにその男性店員に要求なさっていました。
「あらぁ、ごめん。」とか、「すみませ~ん。」とか、「あれ、まだ来てないけ・・」とか、
軽い言葉掛けで対応するのも親しみを込めてるみたいでいいかも知れませんが、この男性が使った言葉は、本人は勿論、周りで聞いてても、とても気持ちの良い響きです。
きっと、おばぁさんは言おうか、どうしようか、迷いながらお腹すかしてこのタイミングを待っておられたのだと思います。
その時に、「はい、わかりました。只今すぐにお持ち致します。申し訳有りませんでした。」って、言ってもらった事に、どれだけ安堵した事か。ちと、大袈裟ですかね (^_^;)
ちなみに、おばぁさんと私の注文は同じで、”今日のおすすめ、特製ランチ”でした。美味しかったです
その日の教訓。
私も見習って、これからは出来るだけ綺麗な言葉を使う様にしましょ(^_^)v
まずは、家庭の中から、夫に対して、
「はい、わかりました。」って・・・ 無理! 無理!
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