以前、小屋の仕事を手伝って頂いてた方で、ここ数年、随分御無沙汰していた人から、本人お得意の絵手紙を送って来ました。
実は、この人のお便りは、全て絵手紙形式で、私が毎年期待をしているのは、特に年賀状です。
普段のやり取りにも勿論、時節柄など画き込んでありますが、年賀状だけは特別なんです。
その年の干支が絶妙の筆裁きで送られてくるのを、十二支全てそろえたい気持ちで、毎年ワクワクして待っている次第です。
そんな私の身勝手な気持ちで、本人から喪中のハガキが来ていた事も忘れて、不謹慎にも年賀状を出してしまったのです。
節分のさなか届いた昨日のハガキには、福の面と、鬼の面を、うす筆で色付けし、「福は内、鬼は外」と手書きの筆が有りました。 そして追伸欄に、「今年こそ新しくなった小屋に、何としても行きたい」と書いて有りました。
病気や、怪我、町内会の役員、身内の不幸・・・など、いろいろ有って山から遠ざかっていた数年を、今年は一気に挽回して、又あの優しい白髭の顔を見せて欲しい物です。
デジタル返信では無く、アナログ手書き返信で、とても安心した、和みの一日でした。
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