今年の7月で、93歳に成る夫の母は、車椅子の生活で、週6日、ホームで介護を受けています。
施設の規約が緩い事も有って、本人の希望で割と自由にホームと家とを行き来しています。
そんな義母が、「これからが大雪に成る時期だから、2月いっぱい迄、ホームに泊まるわ・・」って言います。
” 家が一番だわ ” って言って、大好きなおせんべいをボリボリ、バリバリ、・・・ 好きなテレビをボリューム最大限にして、アハハ、オホホと見ている義母。好きな事が出来放題の我が家なのに、何で?・・・
きっと義母は気兼ねをしているんです。
大雪の中、迎えに来るホームの人達に、そして、大雪に成ったら、車椅子が動くように、早朝から雪かきをしなくてはならない、夫と私に。
今でもしっかりしている頭の中で、義母は自分に携わる人達の事を、あれやこれやと考え、少しでも迷惑を掛けない様にと思ったんです、きっと!
「おかあさん、うちが一番なんだから、うちに居たら良いよ。」って言ったら、「今度ホームに入って来る人が、昔の友達なんよ。新人さんだから、一応ここの先輩として、いろいろ教えて、お世話しないとね・・」だって。
「帰りたくなったら、いつでも来られ、まっとっちゃ(待ってるよの意)」と、私。
「ハイよ!」って、なんだか張り切って明日からの準備をしている義母。嫌じゃ無いみたいで少し安心・・
車椅子生活の義母には、友人のお世話は出来ないと思いますが、口と手が思う存分動きますから、そっちを使って上手に御指導下さいね。
くれぐれもお節介に成らない様に、おかあさん (^_^;)
2012・7・5 朝露をいっぱい受けて、数珠みたいに葉っぱに垂れ下がっています。
去年みたいに、大雪に成らない事を祈るばかりです。
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